準備ができたら、Arduino をUSB ポートに接続しましょう。
おっと、まだ設定がありました。
1. ボードの選択
上のメニューから Tools > Board > で、自分の用意したボードを選択します。
このボードは Arduino Duemilanove ATmega 328 なので、一番上を選びました。
2. シリアルポートの選択
すぐ下の Tools > Serial Port > から、/dev/tty.usbserial... または/dev/cu.usbserial... というやつを探してください。
複数ある場合は、うまく動くやつが正解です。
(私の認識では、cu と tty は同じポートで、歴史的な経緯で、両方出るのだと思ってますが、どうなのでしょうか?)
3. サンプルスケッチを開く
Arduino では、プログラムの単位を「Sketch (スケッチ)」と呼んでいます。
File > Examples > Digital > Blink を開きます。
4. IDE(統合開発環境)の使い方。
Arduino の基本操作はウインドウ上のボタンで行います。左から
○[再生ボタン] Verify
○[停止ボタン] Stop
□New
□Open
□Save
□Upload
□Serial Monitor
です。よく使うのはVerify (検証) とUpload(書き込み)です。
先ほど開いたBlink の再生ボタンを押してみましょう。
下の方に Done compiling. と出たら成功です。
プログラムの文法上のエラーがないことが確認され、Arduino ボードに書き込む準備ができました。
続いて、Upload ボタンを押してみましょう。
マイコンボード上のTx / Rx (送信 / 受信)LED が点滅し、ウインドウにDone uploading. と出たら成功です。
実際にマイコンにプログラムが書き込まれました。
5. プログラムの実行
マイコンに書き込んだプログラムを実行しましょう。
通常、マイコンは電源投入→リセット動作をしてプログラムを読み込みます。
Arduino は電源をつなぐだけで、プログラムを実行します。
実は、書き込んだ直後から、USB の電源で動いてます、、、
L というLED が点滅していたら動作しています!
(3-e につづく)
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