2010年5月13日木曜日

OLWS #3-d Mac に Arduino 4

3-c よりつづき

準備ができたら、Arduino をUSB ポートに接続しましょう。



おっと、まだ設定がありました。

1. ボードの選択

 上のメニューから Tools > Board > で、自分の用意したボードを選択します。
 このボードは Arduino Duemilanove ATmega 328 なので、一番上を選びました。



2. シリアルポートの選択

 すぐ下の Tools > Serial Port > から、/dev/tty.usbserial... または/dev/cu.usbserial... というやつを探してください。
 複数ある場合は、うまく動くやつが正解です。

 (私の認識では、cu と tty は同じポートで、歴史的な経緯で、両方出るのだと思ってますが、どうなのでしょうか?)



3. サンプルスケッチを開く

 Arduino では、プログラムの単位を「Sketch (スケッチ)」と呼んでいます。
 File > Examples > Digital > Blink を開きます。



4. IDE(統合開発環境)の使い方。

 Arduino の基本操作はウインドウ上のボタンで行います。左から
 ○[再生ボタン] Verify
 ○[停止ボタン] Stop
  □New
 □Open
 □Save
 □Upload
 □Serial Monitor

 です。よく使うのはVerify (検証) とUpload(書き込み)です。

 先ほど開いたBlink の再生ボタンを押してみましょう。
 下の方に Done compiling. と出たら成功です。
 プログラムの文法上のエラーがないことが確認され、Arduino ボードに書き込む準備ができました。

 続いて、Upload ボタンを押してみましょう。

 マイコンボード上のTx / Rx (送信 / 受信)LED が点滅し、ウインドウにDone uploading. と出たら成功です。
 実際にマイコンにプログラムが書き込まれました。 

5. プログラムの実行

 マイコンに書き込んだプログラムを実行しましょう。
 通常、マイコンは電源投入→リセット動作をしてプログラムを読み込みます。
 Arduino は電源をつなぐだけで、プログラムを実行します。
 実は、書き込んだ直後から、USB の電源で動いてます、、、

 L というLED が点滅していたら動作しています!


3-e につづく

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