2011年3月27日日曜日

Quartz Composer Visualizerを試してみた。

「QC こんなときどーするの?」で紹介した、複数のディスプレイで Quartz Composer を表示する
を実際に試してみました。

同一のネットワーク上にMacがあれば、すべての画面をひとつの画面にまとめることができます。
メディアアートっぽいことや、使い方によっては、デジタルサイネージのようなことも出来るかもしれないですね。

DJGJの仲間が集まって実験したyoutubeです。


若干機能制限があって、設定自由度は低いですが、Quartz Composer Visualizerだと
簡単にスクリーンの設定ができます。

2011年3月21日月曜日

iPhoneでステージ演出・完全ドキュメント

3月19日に開催された、シンガーソングライター エリーニョさんのプラネタリュウムライブの
レポートを送ります。

ご参加頂いた皆さんのおかげで、何んと20台ものiPhoneやiPod Touch が集まりました。
ご協力ありがとうございました。

その模様をレポート致します。

今回のコンセプトは、「コンセントを使わず、光の演出を行う」というもの
イベントに賛同していただいた皆さんのiPhoneを集めるところから、スタート
10台集めあれば成功と思いきや、なんと倍の20台。

この20台をステージ上に配置して、光のオブジェを作り、無線LANにより一括制御
しています。


DJGJ初の「プラネタリウム」でのイベント参加

















今回イベント参加者やご協力頂いた方より次々にiPhoneが集められ
設定が行われる。
電源が使えないため、設定は迅速に行われた。





























20台ものiPhoneやiPadなど一斉にコントロール出来るのだろうか?
ぶっつけ本番という状況で次々と設定が行われる。
なんとか、ネットワークも混線することなく、全てのiPhoneやiPadの
スクリーンを制御することに成功。

















これが、DJGJのiPhoneプログラマー Y氏による制御画面
このMacBookProにより、20台全てのスクリーンの色が制御される。
しかもWIFIで、、もはや、凄い技術かと

















プラネタリウムという空間で、このiPhoneはどのように見えるのだろうか?
不安のなか、ステージへのレイアウトを開始。





























写真の様に等間隔で壁に貼付けられた。その数10台
果たして、本番でどのように見えるのだろうか?


















10台ものiPhoneを貼付けただけでも、地味に圧巻。

















リハーサルスタート。
バッテリー残量に気にしながら、まさに秒単位で調整された。

















本番スタート。
バッテリー残量を考慮して、オープニングからスタート
MacBookやMacBookProもレイアウトし光のオブジェとして使われた。

















全景写真。ステージ中央が明るく見えるが、これは、カメラの感度によるもで
肉眼では殆どくらい状態。その中で、iPhoneの光が浮かび上がる。

















では、本番の模様を是非
このライブコンサートでは、後半プラネタリュウムを眺めながら
音楽を聴くという、プレミアムなライブコンサートでした。


暗くて見にくいですが、ステージ上に配置されたオブジェの色が変わっているのがわかると思います。また、ネットワーク経由で制御しているため、微妙に色が変わるタイミングがズレるのですが、これがまた良い効果を生んでいます。
後半は、プレーヤの足下で光るMacBook達が見えると思います。

Thank you for
 湘北短期大学・本池先生(図書館の皆さん)、会場に来てくれた皆さん、VJ yumikoさん、VJ mariさん、いつものDJGJの皆さん本当にありがとうございます。



2011年3月19日土曜日

iPhoneのみで、ライブステージの演出に挑戦します。

昨年のQCWSにて、ゲスト出演していただいた、シンガーソングライター「エリーニョ」さん
のイベントにて、iPhoneのみでステージ演出にチャレンジいたします。

2011年3月19日(土)
エリーニョ 2nd Album『コンクリート下の水母について』リリース記念ワンマンinプラネタリウム
“クラゲ、大地を駆け巡り空を行く。”

◆場所:プラネタリウム(北とぴあ “スペースゆう” 内)
東京都北区王子1-11-1 北とぴあ6階
http://www.kitabunka.or.jp/kitaku_info/rlink/event-purane

◆OPEN 17:00 START 18:00(当日券あり。座席数完全限定)
◆出演:エリーニョ&The sweetest friends ステージ演出 DJGJ











(このイベントは施設の安全をきちんと確認した上で開催されます。)

今回はこのイベントでは、当初計画されていた、LED照明やプロジェクターでの
演出を取りやめて、ステージで電気を一切使わない、演出に挑戦します。

その機材は、ズバリiPhoneです。
今回ご参加するアーテイストや会場の来場者のiPhoneをお借りしまして、
DJGJの得意とするプログラムで、全てのiPhone (iPod Touchも可能)のスクリーン
を一括制御してしまうとうものです。

これで、貴方のiPhoneが最新の照明機材に、、

まずコンビニの袋にiPhoneを入れることで、光が拡散され、
まるでランタンの様に見えます。(携帯でもOK、キャンプや災害時にも大変役立ちます。


















プログラムによる、全ての一括制御で1台のMacBookから、
全てのiPhoneの画面の色をコントロールします。

予想以上に明るくてびっくりします。

















全てのiPhone画面の色をネット経由で変更が可能です。

















いわば、光のオブジェです。
これが、ステージにランダムに配置されます。

会場では、一切電源を使うこと無く、iPhoneの電源のみで照明機器として
活用します。

現在15台以上のiPhoneやiPod Touchを準備しています。
もしかしたら、まだ増えるか思います。

貴方の使っているiPhoneが、大好きなアーティストの照明一つとして、活用され
さらに、昨今の計画停電など、節電に対して、可能な限り対応することができました。

このコンサートの模様は、USTにて配信されます。

◆USTREAM
http://www.ustream.tv/channel/eri-nyo
*ライヴ中は演出上、プラネタリウム上映による場内の照明を消した暗転場面があります

当日券がまだ若干あるそうです。
是非 星を眺めながら、素敵な音楽をお楽しみください。

最後に、イベント中は、このiPhoneの動作をふくめまして、一切 コンセントは使いません。
まさに節電でなく、電気を一切使わないで、演出を致します。

初めての試みでもありますが、是非iPhoneでつくられてた、幻想的な世界をお楽しみください。

イベント詳細





2011年3月15日火曜日

Xcode 4 リリース

東北地方太平洋沖地震被災者の皆様へ、心よりお見舞い申し上げます。

DJGJ.jp のメンバーは東京・神奈川に在住しており、大きな影響を受けておりません。
無事であったものの務めとして、これまで以上の活動をしていきたいと思います。

さて、Apple 関連では、iPad2 の米国発売、iOS 4.3 のリリース、Xcode 4 のリリースと
大きな製品リリースが相次ぎました。

Xcode 4 はWWDC 2010 でベータ版が発表されました。
従来別アプリだった Interface Builder を統合し、より洗練された開発環境となりました。

残念ながら、今回のバージョンは無償ダウンロードがなくなり、
Mac Developer Program に加入(年間10,800円)
iOS Developer Program に加入(年間10,800円)
Mac App Store で購入(600円)

のいずれかの費用が必要になります。
(Mac OS X は10.6.6 以降が必要です。)

Xcode の大規模アップデートに伴い、注目されるQuartz Composer ですが、、、

今回もバージョンが変わっていませんでした。
Quartz Composer が目当ての方はDL 不要です、、、

Mac Developer Program に参加している方は、次期Mac OS X Lion のベータ版を使用できます。
こちらの Quartz Composer について、何か情報お持ちの方は是非、ご連絡ください。

※現在の所、Xcode 3.2.6 (+iOS SDK 4.3) は無料ダウンロードできるようです。