2009年10月31日 (土) アップルストア銀座3F
Quartz Composer ワークショップ #4 「ツナガル・ツナガレ篇」
昨年10月に開催されたワークショップ #4 のレポートです。
掲載が随分と遅くなりました。
今回は奥平と、ワークショップ第1回目では、普通のお客さんだった横堀。
本人曰く、「ミイラがミイラ取りになった」とのこと。
じゃんじゃん取りましょう。ミイラ。
9月に SnowLeopard が発売され、QCもVer. 4 になりました。
まずは新機能の紹介、、、
一番は「画面デザインが変わった」ことですね!!(それでいいのか?)
Quartz Composer に様々な外部機器を接続する、という趣旨で
MIDI キーボードの接続を紹介。
詳しい内容はOnline ワークショップで解説していきたいと思います。
副題をザ・かえるパーティと題したこの回は、パペット電子楽器「
ケロミン」が登場!
ケロミンは口の開き具合で演奏できる、電子楽器です。
なんと、MIDI 出力が付いているのです!!
ケロミンの演奏は、この日のために岐阜から来てくれた、IAMAS の才媛、ミズノさん。
実は予定していた演奏者が急遽来られなくなったため、開始直前に頼んだピンチヒッターでした。
未経験者にいきなりステージで演奏させるという酷い話でしたが、、、なんとかこなしてくれました。
まともな演奏をできる人が居ないので、かわりに、3D オーディオプレイヤーパッチのピッチシフト機能と、50音の音声ファイル集「
Mac 音ナナ」を使用した、歌うコンポジション「Mac 音ストーン」。
音階はMIDIで演奏するモードと、先に打ち込んでおくモードがあります。
こいつをケロミンで操作すると、、、、
ボタンを押しているだけなのに、なんだかスゴい事をしているように見える!!
* * *
皆さんもケロミンを演奏しませんか?
実は、発売元のトゥロッシュさんの協力も得て、当日、会場には複数のケロミンをお借りすることが出来たのですが、、、
会場の皆さんで演奏するには数が足りません。
そこで、、、
画面のケロミンをみんなで演奏しましょう!
各自のiPhone/iPod Touch から、指定のアドレスにSafari でアクセスすると、
謎のボタン登場!
仕組みはWeb サーバーのAjax + CGI(Ruby) で、ボタンのON/OFF を受け、OSC(Open Sound Control) に変換してQC に送信、というものでした。
要するに、手元のボタンを押すと、画面上の対応したケロミンが「ゲコッ」ってするデモでした、、、が、
、、、サーバーにしていた MacBook Air 、一瞬で陥落。
負荷テストが足りなかったようで、、、
もう少し勉強して出直します。
最後は、メールによる画像転送。
携帯電話やiPhone などから、指定アドレスにメールで写真を送ると、QC で画面に表示されるというデモ。
サーバーサイドの処理は一切無く、Mac 1台で全て動いています。
Mail.app の「ルール」と、AppleScript を使用し、自動でメールを読みにいき、
添付ファイルを特定場所に保存します。QC は指定フォルダの画像を表示をするだけ。
QC 以外は全てインストール済の標準ソフトでこんなことができます。
* * *
ツナガル・ツナガレ篇はQC を通してみんながツナガル!
をテーマにしていましたが、、
結局「ツ、、ツナガレ〜〜」な感じでした。
しかし、DJGJ チームは失敗を恐れません。