2009年9月22日火曜日

QC入門4 サンプルを実行する

Quartz Composer でカッコイイ映像を作るにはどうしたらいいでしょうか?
近道は、カッコイイサンプルを探すことです。

Snow Leopard では、以下の場所にサンプルがあります。
/Developer/Library/Quartz Composer/Examples/
(Leopard では、/Developer/Examples/Quartz Composer/Compositions/)

また、Snow Leopard から、一部のサンプルがPatch Library の説明にリンクされるようになりました。



サンプルを例に、パッチの種類について説明します。これは
Image Texturing Properties Grid.qtz というサンプルです。
実行すると、Image が分割されて移動します。

パッチには赤紫のものと、黒と、青の3種類あるのが分かります。
(Leopard から配色が大きく変わりました。)
赤紫は、外部からデータを取り込むパッチ、青は画面に表示するパッチ、黒は中間で処理を行うパッチです。



この2に注目すると、形が違うのがわかります。
四角いパッチは、マクロパッチです。複数のパッチをひとまとめにしたものです。
ダブルクリックすると中に移動します。元の画面に戻るには[Edit Parent] ボタンを押します。
(キーボードショートカットは [Command + ↑])

マクロの作成などは別の機会に解説します。

青いパッチの右上には数字が書いてあります。これはレイヤーです。
画面に表示する順番(重なる順番)を表しています。この部分をマウスでクリックすることで、Layer を変更できます。(プログラムで変更することはできません。)


簡単ですが、以上で導入・入門編を終わります。


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