MacBook の画面出力は MiniDisplay Port (ThunderBolt) ですが、現状、外部ディスプレイやプロジェクターなどに接続する時は、VGA/DVI/HDMI などの規格に変換している方がほとんどだと思います。
Display Port 本来の性能を発揮すれば、ディスプレイのデイジーチェーン(数珠つなぎ)も可能なのですが、対応製品は見た事がありません。
そんなDisplay Port のスペックを有効活用する製品がこちら、ZOTAC zt-mdp2hd です。
2台のHDMI (HD:1920x1080 対応) スクリーンを1つの画面として扱う事ができる、ディスプレイアダプタです。
これさえあれば、MacBook でも簡単に2台のプロジェクタに別の映像を出力することができます。
これさえあれば、MacBook でも簡単に2台のプロジェクタに別の映像を出力することができます。
従来同種の製品には MATROX DualHead2Go / TripleHead2Go がありましたが、それらと比べて格段に安い!!
1万円を切る価格で購入できます。
現在は品薄で、なかなか入手できませんでした。(1 ヵ月くらい待ちました)
とりあえず、SVGA (800x600) のHDMI プロジェクタを2台繋げたところが、最初の写真です。
Mac からは1600x600 のディスプレイとして認識されました。
1台だけ繋げると、ちゃんと800x600 で認識されるので、普通の MiniDisplayPort to HDMI ケーブルとしても、不自由無く使えます。
設定不要、ドライバー類も不要。画面のレイアウトを選ぶことはできず、横並びのみです。
外部電源も必要なく、DualHead2Go に比べて発熱も少ないようです。
今回は単純に2画面出力をしてみましたが、MadMapper などのマッピングソフトと組み合せることで、より自由なプロジェクションができることでしょう。
出力はHDMI 限定ですが、今時のTV やプロジェクタはHDMI 対応のものが多いので、いろいろなところで活躍しそうです。
MacBook に直結できるのは MiniDisplay Port 版です。同じような型番でフルサイズのDisplay Port 版(zt-dp2hd) もあるので、お間違えなく!